半眠り目SOLのメイク。

確定申告も無事終わり、先日ファンミーティング限定の半眠り目SOLヘッドをようやくメイクしました。

素ヘッド写真を撮っておいたので一応参考までに。完全なるRGM01改。
肌色はノーマル肌、乗せてるのは同色のRingdollヘッドトルソーです。たぶん販売されてるヘッドトルソーはRGM03ボディ準拠な印象。
黒背景で撮ったのでボークス並の肌色に見えますが、実際はもっと白くCrobiのノーマル肌よりほんのすこし白いくらいの色です。

ヘッド内部には「RGM01SP」の文字。そんなこともあって半眠り目SOLはなんか言いづらいので、Flickr等ではSP-SOLと表記しております。

ひとまず一発めのメイク。アクリルメイク。ソフトボックス一灯撮影。
はじめ素ヘッド写真を見てから「メイクはクール系で」と決めてましたが、シャドウが濃いビジュアル方向にしちゃうと服で困りそうだったのでスポーティなクールでいこうと。そうなるとイメージピッタリのモデルがいました。
フライトシューティングゲームのエースコンバット04の主役である「メビウス1」搭乗者のイメージをいつか作ってみたいなあと思っていたので、今回はそれに挑戦。

アイはシリコンアイのカスタムカラー #78の13mm。ウィッグは新調しましたがカット失敗…(;´Д`)そして、ピアスはアルミ線を適当に曲げたもの。
一重のメイクって、どうにもためらい傷みたいなまぶたになっちゃう(;´Д`)
顔の数箇所に傷跡を入れてます。この時点で、傷が薄かったかなあと…ガッツリ跡というよりは、若気の至りの古傷が薄く残っている感じにしたかったのですが。

写り具合を試すべく、翌日屋外へ持ち出してみました。日光で吹っ飛ぶかと心配していた傷跡ですが、不思議なもので、意外といけましてホッとひと安心。
遠目に見て判るくらいにキツいものにはしたくなかったので、これでちょうど良いようでした。

ボディはRGM02です。今回も何もないところでスッ転んだのでいい加減、もう手を入れるぞ(前回Luciferでも同じこと言ってた気がする)
ジャケットとジーンズはAngelstudio、Tシャツは自作。シューズはRingdoll。チェーンはボークスで、ペンダントはディーラーさん作。
レンズはA16を持ち出しました。最近重点的に使ってますが、ハイライトが泡みたいなボケになって写ってきたりとか、便利だけど細かいところが不満(;´Д`)

こういうアングルだと頬の傷の感じが伝わりますかね、木工ボンドですこし傷を盛ってからメイクしてます。
むしろ日光下の方が上手く見えてる。お天道様はやっぱりすごいや。

 

「エースコンバット04 シャッタードスカイ」(Amazon情報はこちら)は、2001年にPS2で発売されたフライトシューティングゲームです。もともとPS版の「エースコンバット2」が好きで、その流れで04を手にしたのですが、手持ちのゲーム機自体を全部処分するまでずーーーーっと手元に置いていた、大好きな大好きなゲームのひとつでした。
プレイヤーでもある主人公「メビウス1」の搭乗者は、セリフが一言も無く画面にも一切出てこないのですが、戦闘中に交わされる敵味方の無線や、敵方に所属する「黄色の13」のサイドストーリー(紙芝居式アニメーション:STUDIO 4℃制作&片渕須直監督)で、主人公を取り巻く周りの状況や、そして主人公自身の存在感を本当に上手く表現している作品です。

FRIEND「ルーキーは黄色に近づくな。」
FRIEND「黄色が煙を噴いている!誰がやったんだ? 」
YELLOW「くそ、どいつにやられたんだ?今俺を撃ったヤツを確認してくれ。」
YELLOW「リボンのエンブレムだ。」

 

はじめは名も無いルーキーだった主人公が、敵には死神と恐れられ、そして味方には守護神として認知される存在になって行く様を直接ストーリーの中で語ることは無く、ただ戦闘中に交わされる無線やサイドストーリーでプレイヤーにそれらを上手く想像させ、絶妙なプレイカタルシスにもっていく演出は、私が最も好きな部類の演出だったりします。
よく彼に関して無線で「リボン付き」と発言されるのは、彼が搭乗機につけているエンブレムがメビウスの輪を描いたマーク(遠目にリボンに見える)だからです。

AWACS「大丈夫だ、こっちのエースはやつらより速い。交戦を許可する。」
ENEMY「上をリボン付きが飛んでやがる!」

ENEMY「おそれるな。リボンのエンブレムが付いているだけだ。」
FRIEND「すごい、メビウス1が俺たちの上にいるぞ。」
FRIEND「ひるむな!メビウス1の下にいれば生き残れるぞ。」

サイドストーリーの最後で書かれた手紙に対して彼が返事を書くのかどうか、もし書くとしたらどんな言葉なのか、それを考えるだけで1時間くらいは考え込めます。
そう、本来返事を書くかどうか判断するのは「黄色の13」を墜とした主人公=プレイヤーだからです。
「英雄」になった彼のその手紙を受け取るまでのこと。それからの人生。そういうものにまでなんだか思いを馳せてしまうんですよね…

16年前のゲームですので、グラフィック等はイマドキのゲームに比べ見劣りするかと思いますが、今でも充分にやり応えのある本当に大好きな作品です。
リメイクして欲しいなあ。けどこれ以上ないくらい洗練されていた内容でしたので、リメイクでそこが失われちゃうのもつらい。
まず調子乗って3Dとかで顔出しされると一気に萎えそう(笑)譲ってもBIOSHOCK的な手元までに抑えて欲しいかなあ。

時々はこういうキャラ萌え語りもいいでしょうかね…?なんだかすごく照れくさいですが(笑)
まあ、そんなこんなでキャラド…には程遠いことになりそうですので、相当悩んだ末のモデル名は「冬(フユ)」です。
なんかね、絶対コイツ無愛想な日系の若造に違いない、とか変な確信を持ってプレイしてましたからね。
いったいどういうつてでうちの弱小事務所に来たのか…やっぱ国家権力絡みだと閣下とスカイアイ(AWACS)が知り合いだとかそう言うことになるんだろうか(笑)
いずれミーティングにも顔を出していただきましょう。

以上、フユでした。モノクロームの写りもなんとかOK。これからじっくり、いろいろ撮っていってみたいと思います