Dollshe Saint。

2016/08/16

盆休み中は人が多かろう…ということで、盆前に久しぶりに映画を観に行ってきました。
パシフィック・リムのこともあって、「あとでスクリーンで観なかったことを悔やむのはいやだなあ～」となり「シン・ゴジラ」鑑賞です。
エヴァは観たことない私ですが、感想としてはとても面白かった。

素人ながらドール写真を撮っているせいか、人間パートでの画面トリミングが大変気になりました。
アップは頭頂切り＋鎖骨切りの真正面か、斜め45度と大変画一的だったのは、製作者の狙いだったのでしょうか？
左右対称に整ったアニメ顔ならあそこまでの真正面アップは気にならなくても、実写なら全体にカメラがあと２歩くらいは下がったほうが良くなかったかな。
せっかくの実写なのにアニメーターが手で描ける構図に縛られているようで大変つまらない気持ちになりましたが私だけかしら？それともわざとかな？

その他は大変良かったです。
ゴジラが熱戦を吐くシーンは呆然とするとともに東京に住んでなくてよかったと思わず思ってしまうほど鮮烈なものだったし、電車シーンはものすごく燃えたよね（笑）
先ほどのトリミングの件はさすがにでかい怪獣シーンでは感じなかったのですが、倒れたゴジラが立ち上がる姿をすっ飛ばしたのは残念でした。
あそこを入れないのはきぐるみ特撮怪獣映画のお約束なのかしらん？大きさや重量感を出せる重要なファクターだと思うんですが。
今回、現代の怪獣映画をスクリーンで観るということに対して、ワンダと巨像みたいなああいうのを期待したんだがなあ。

何より観終わった後「上手いなあ」と感じたのは、避難している一般市民のシーンを最小限にカットしていたことでした。
あれね、今の邦画なら絶対あのあたりにアイドル系の若い女の子一人を投入して混乱に揉まれるアタシ！てのをやらせると思うんだけど、
その子が万が一どれだけ上手い演技したとしても、観てる人は本物を観て、あるいは体験して知ってるわけですよ。
そこを観客の理解力（それは過去の確固たる経験に基づいている）に任せ、
説明を最小限に省略して、対策シーンに製作余力を全部投じることで、大事なところを濃いものにできたんだと思います。
しかも観にいったのが奇しくも8/6でしてね…ヒロシマの映像が挿入されたときちょっと背筋伸びちゃいましたね。

さて閑話休題。ドールブログなのにいきなり映画の話題で申し訳ない。人を選ぶけど面白いと思うよ！
しかしこの夏は本当に暑くて完全にだれだれですわ…去年こんなに暑かったですかね！？
ボチボチと水面下で進めている製作に盛大に失敗しつつ（泣）、Saintのヘッドをふと思い立ってメイクしました。
以前、ディスコンセールでHoundのフルセットを購入した際一緒に買っていたヘッドをようやく引っ張り出し。

Saintヘッド、18M pureボディ、Copper skin。シリコンアイDreamy blue 11mm、ボアウィッグは自作です。
昼間は本当につらかったので夜に冷房をガンガンに効かせて照明一灯を引っ張り出して撮影してました。ああああはやく。はやく冬になって欲しい。
Dollsheったら18を何度もディスコンと言いつつ未だ期間限定で売ったりしてますよね？うん、知ってた（笑）

シャツはAlice’s Collection、アクセサリは自作。ジーンズはAngel Studio。イスは青い鳥工房さんの。
このPureボディは懐古的な思いで手に入れました。確かに以前より自立はマシになったのですが、どうにも立ち姿が気に入らず。
裸で「ああ、ううーん」となっていて、服を着せて「むむう…」となり、覚悟決めてカメラ向けたら「アレー！？」て驚くという。変な魅力があるボディです。
懐古ゆえではないと思いたいのですが…よくわからないけどなんかいいよね、という。

Saint、撮るの難しいです。何よりアイのセットが本当に難しい…どう調整しても寄り目になる。
しかも、Houndと違って顔がフタになってる形式なので、ポージングごとに顔がカパカパするのがストレッシー。
ちょっとうつむかせようとして顔をクイッとやるとカパっときて、おのれどうすれバインダー！
同じ顔フタ形式のPanchoヘッドは上下左右に揺らさなければ取れない形状になっており、ポージング程度ではびくともせず扱いやすいのですが。